幼児教育

お金についての早期教育〜お小遣いは何歳から始めるの?

約2ヶ月後に6歳の誕生日を迎える長男。ここ最近お金に興味を持つようになったので、これを機に息子はお小遣い制にすることにしました。記念にお財布をプレゼント。

子どもに早くからお小遣いを与えるというのは賛否両論だと思いますが、私は賛成派です。自身の経験からも子ども達には早くからお金や経済について考えさせたいなと考えているのですが、実際にアメリカ、オーストラリア、イギリスの数々のメディアやファイナンス系情報サイト、子ども向けのビジネス教育スクールでも早期からお小遣いを与える事の重要性について伝えられています。その中で紹介されているお小遣いに対しての考え方、また、どのようにしてお小遣いを与えればイイか、紹介されている内容を基に書きたいと思います。

何歳からお小遣いを与えたらいいの?

私が調べる限り、お小遣いを勧める記事の多くが早期からをオススメしていました。実際にヨーロッパやアメリカでの子どものお小遣いの平均額が年齢別に表示されたサイトがあるのですが、グラフの始まりは4歳からでした。

お小遣い制にするかしないかは別としても、言葉や数字の理解が深まり始める4歳以降から子どものペースに合わせ「モノを買うのにお金が必要。そのお金はどうやって手に入るのか。また何故お金ができたのか?どんな使い方があるのか?」という事を大人が子どもに伝えていくのは大切な事だと思います。

子どもがお小遣いをもらう条件

これには様々な例があげられていました。

・家事のお手伝いをした
・ペットの面倒を見た
・弟や妹の面倒を見た
・宿題を自分で終わらせた
・成績が良かった
・お誕生日
・ボランティアをした

などが参考にありましたが、いくつか注意点を書いている記事もありました。例えば一つ目の「家事のお手伝い」について触れると、<お金がもらえないなら手伝う意味がない。>と子どもが解釈する可能性があることを指摘していました。家事というと幅が広いですよね。
子どももするべき家事はお小遣い対象外、<基本的には親がする家事だけれども子どもが手伝ってくれたこと>をお小遣い対象に分けて考えるべきという内容。


*ベッドメイキング → お小遣い対象外
*食事の際にテーブルにお箸などを並べる → お小遣い対象外
*洗濯物の分類(手洗いと普通洗いなど)→お小遣い対象

この基準は親が子どもに合わせて決めることなので、あくまでご参考までに。そして、何よりもお金の為にお手伝いをするというのは、子どもが間違った解釈をするかもしれません。お手伝いから学ぶ事、人のために何かをする喜びを大事にしてもらいながら、このお小遣い制で私が良さを感じている内容を次にご紹介します。

3S Bank(3つの貯金箱)

お小遣いを受け取った子どもに次の3つについて考えさせ、その目的を設定し、種類別に瓶などの蓋つき容器に入れるというやり方が様々な国の家庭や学校で取り入れられています。特に私が注目するのは3つ目です。

①Spend 支出 – 40%
②Save   貯金 – 50%
③Share  寄付 – 10%
※各パーセンテージは目にする事が多い割合

これは専門家によって考えが別れていましたが、「Spendのお金は無駄遣いさせないように買い物の前に本当に必要か考えさせるべき」という考えと、「親は口を出さないでSpendのお金は自由に使わせるべき。なぜなら、その買い物の結果から学ぶことが大きいから。」という意見に分かれていました。これは親の教育方針もあるので正解はないと思います。

そして、③の<お小遣いの一部を寄付にする>という設定はまだまだ日本では馴染みが無いと思います。実際にイギリスのチャリティー団体Charities Aid Foundation(CAF)の調査による世界寄付指数《world giving index》〉での2018年の146カ国がランク付けされている国別ランキングで、経済大国である日本の寄付をする国民の割合は146カ国中なんと99位。その他の〈助けを必要とする見知らぬ人の手助けをしたか〉、〈チャリティー団体にボランティアとして時間を費やしたか〉というランクを総合して日本は128位!!

TOPは5年総合ランク(2014-2018年)で
1位 ミャンマー
2位 アメリカ
3位 ニュージーランド
4位 オーストラリア



8位 イギリス

日本国民の寄付の割合の低さとして考えられる理由はさておき、上位の国民のように自分の子どもがお小遣いの一部を寄付に当てるという考え方を持ってくれたら素晴らしいなと感じます。また、何処に寄付するかを子どもと一緒に考えることは、世界や自国で何が起きているかという学びに繋がるので貴重な機会だと思います。

Naomi
Naomi
イギリスとアメリカの6歳児がもらうお小遣いの平均は日本円で500-600円/週くらいのようです。

それを参考に息子には先ずは100バーツ/週(約350円)を渡すことにしました。Spendで使えるお金なんて週1でオヤツを一つ買えるかというくらいです。
また、1年を通してどれだけ3S BankのSaveとShareの瓶にお金が貯まるかを年間表にし、本人に計算させ、お金がどのように増えるのかイメージ出来るようにさせてみました。息子と決めた寄付の割合は20%です。

最後に

子どもにとって一番大事なのは子どもの内面を磨く事だと考えています。私がお小遣い制にして3S Bankを取り入れる理由の一つ自分が頑張って行動した事によって得た対価が人の為に役立つという事。
最近では、いくつかの海外アプリで〈子どもの為のデジタルお小遣い専用アプリ〉があります。やはり“3S Bank”で設定するようになっていました。

もしお小遣い制にするのであれば、単にお小遣いを与えるのではなく、社会に目を向けていけるよう3S Bankを通して伝えられると、子どもが世の中を広く知るきっかけになるのではと考えてます。